ファンタジー作家、鰐屋雛菊の掌編集がいよいよ電子書籍化。
硬派にして繊細、絢爛にして暗澹、相反する独特の世界は掌編でも健在です。人気作「くらげ予報士」をはじめ全8編を収録。
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「わるい癖」
煙草やめられない男と、不倫好きと噂のあった女が8年ぶりに再会して……。
「Johnny got his camera」
カメラマン沢田は偶然訪れた寺で、古いタンチョウヅルの絵に心惹かれる。その絵にまつわる逸話が、うつくしい笛の音によって現在と交錯する。
「心中埠頭」
運命か呪いか。出会い続ける男と女。
「狭間の女」
私が初めて愛を感じた相手、それは死にかけた男だった。
「まどろむ骨」
美しく退屈な場所で消え入りそうになっていた奏子の前に、一組の男女がやって来た。一人娘の寧子と、その夫・三樹雄であった。 ※お題「ヅラ」
「鰯雲」
彼は常に自ら選んだ。殺人も、死に様も。
「こがねむし」
絶望の梯子をのぼる。橋の下から抜け出すために。
「くらげ予報士」
ツララが暮らすゲツヨウ国では、夜空にふわふわクラゲが浮かんでいます。
くらげ予報士を夢みる少女ツララと、リクガメのレイン、そして冒険好きな王子さまが織りなすメルヘンチック・ファンタジー!
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■鰐屋雛菊
ファンタジー長編をメインに、文学系の掌編をインターネットで発表。
硬質で多彩な作風は定評がある。
代表作は「くらげ予報士」「わるい癖」(本編に収録)ほか。
※この電子書籍は、画面サイズをiPhone等のスマートフォンに最適化しております。